STORYみんなの二地域ストーリー
Profile
K様(40代)
- 二地域居住自治体
- 鳥取県 智頭町
- 職業
- フリーランス
- 家族構成
- 単身
- 普段の居住地
- 東京
東京生まれ、東京育ち、東京居住で、幼い頃から「夏休みに田舎のおばあちゃん家に行く」といったような、
いわゆる“田舎暮らし”の経験がありませんでした。
そんなこともあって、15年ほど前から地域活性や地域居住に興味を持ち、さまざまな滞在プログラムや農業体験イベントなどに参加しています。
今回はSNSで「ANAの二地域居住 BLUE SKY LIFE」の二地域居住モニタープログラムを知り、
体験してみたいと考えてすぐに応募しました。
これまでに46都道府県を訪れていて、鳥取県だけが未訪だったんですよ。
また、せっかく二地域居住を体験するなら、普段暮らしている利便性の高い東京とは全く違う、
自然の中でスローライフを楽しめるようなところに滞在してみたいという気持ちもあります。
智頭町は1,000m級の中国山脈の山々に囲まれ、町の総面積の9割以上が山林という自然にあふれた町なので、
ゆったりとした豊かな時間を過ごせるのではないかと思いました。
15年にわたって多くの地域のプログラムに参加してきた経験から、新しいプログラムを選ぶ際には、自分に適した内容かどうかということに加え、
費用対効果も選択基準の一つとなります。
その点では、今回のプログラムのように航空移動の費用負担が軽減されたり、滞在費のサポートがあったりするとハードルが一気に下がり、
「鳥取はまだ行ったことがないから行ってみよう」という感じで気負わずに参加できたのがよかったですね。
二地域居住のライフスタイル
住まい
一般家庭に宿泊し、そのご家庭の皆さんと交流する民泊体験プログラムを利用し、
「ちづの宿油屋」に滞在させていただきました。
ご主人と奥様、それに海外から智頭の日本語学校に留学してきている学生さんが
お住まいで、今回民泊利用したのは私だけでした。
奥様は健康管理士の資格をお持ちだそうで、栄養学の知識も豊富でいろいろなお話を
楽しむことができました。
生活の様子
じつは滞在期間中は身動きもとれないほどの大雪で、
ほとんど宿に閉じこもっているしかなかったんです。
ですので、残念ながら智頭町も限られたエリアしか見て回れませんでした。
それでも、「油屋」のご主人がクルマを出してくださって、町の中だけでなく
鳥取市内まで案内してくださって、とてもありがたかったです。
仕事のスタイル
今回は連休を利用しての体験でしたので、現地で集中して仕事をするという時間は
ありませんでした。
仕事先とのメールのやりとりなどは多少発生しましたが、
Wi-Fi環境は特に問題なくスムーズでしたね。
これは智頭町に限った話ではないのですが、
地方では比較的大きな市や町でも個室型のコワーキングスペースは限られています。
私の場合は他人に見られては困るデータなどを扱う業務も少なくないため、
地方に滞在する際はプライバシーを守って仕事ができる環境を確保することが
重要なポイントになります。
二地域居住の感想
よかったこと
智頭町はもともと宿場町だったということもあるのか、町の人たちがとてもオープンで、適度に距離感を保ちながらコミュニケーションをとるというのが皆さん上手だな、と感じました。
新年会も居心地が良い時間でしたし、皆さんと気兼ねなくお話をすることができ、これまで知らなかった世界を知るのは楽しいことだな、と改めて感じました。
想定外だったこと
智頭町は毎年2月に雪まつりが開催されるぐらい雪が降る地域なのですが、今回の大雪はやっぱり想定外でしたね。
どこにも行けずどうしようかと思っていたら、民泊先の方が「じゃあ町の新年会に参加してみては?」と声をかけてくださって、急きょ参加させていただきました。
それぞれが料理を持ち寄って集まる気取らない集まりでしたが、皆さんが温かく迎え入れてくださって、町のことや私の仕事のことなどいろいろなお話ができたのは良い体験となりました。
二地域居住を検討している人へのアドバイス
私自身で言うと、現在は仕事のこともあって本格的な二地域居住を始めるのは難しい状況です。
でも、今回のプログラムを利用して、もう少し先になって、仕事はセーブしてこれからの人生はのんびり過ごしたいな、
自給自足のような暮らしもいいな、と思うようになったら、智頭町のようなところは二地域居住の候補としてかなり良いんじゃないかと思いますね。
もちろん、まだそこまで考えられないけれど地域での暮らしは体験してみたいという場合は、今回のようなプログラムを利用するのもおすすめです。
私も田植えのような農業体験をはじめ様々なプログラムに参加してきましたが、
その時に出会った人たちの中には長いお付き合いになった方々もいますし、地域活性化の応援を続けているコミュニティもあります。
単なる観光ではなく、地域の人たちと触れ合える機会はとても良い体験になると思いますね。